薄毛、抜け毛はどういうメカニズムで起こるのでしょうか。それを理解するにはまず「ヘアサイクル」を知っておく必要があります。

ヘアサイクルは3期に分かれています。具体的には以下の通りです。

2016-06-21_104906

まず、休止期です。これは、今生えている成熟しきった「硬い毛」の脱毛が始まると共に、次の新しい髪の毛が生まれ始める時期で、だいたい2~3か月続きます。

次に、成長期です。毛根の中にある毛乳頭が活発に活動して、毛母細胞が盛んに細胞分裂を行い、髪がどんどん成長して伸びていく時期です。これが2~6年続きます。ですから、大体の毛はこのサイクルになっていて、放っておくと(切らないでおけば)どんどん伸びていくわけです。

最後に、退行期です。この時期は、毛母細胞が細胞分裂をやめ、毛母と毛乳頭が分離して髪の毛の成長が止まってしまう時期です。同時に毛根が頭皮の方へ上がっていき、髪の毛は抜けやすい状態となります。これが、大体3~4週間続きます。通常の抜け毛はこの時期に発生します。

以上が「正常な」ヘアサイクルですが、これが何らかの理由(ストレス、生活習慣、遺伝など)によって、狂うことで、抜け毛や薄毛が起こります。具体的には、成長期が通常2~6年あるところを、1年程度になってしまうのです。そうなると、十分に髪の毛が成長しないうちに、退行期に入って抜けてしまい、その結果、十分な量の髪の毛が頭皮に残らずに、薄毛が生じるのです。ですので、薄毛、抜け毛で抜けた毛を見るとどれも細くて短い「未成熟な」毛になっているはずです。

以上が、抜け毛や薄毛の発生するメカニズムです。

私は現在30歳。
今現在は何とか髪の毛を保っている状態で、いわゆる薄毛にはまだなっていないと思っています。しかし、もともと髪の毛の量は少なく、髪も細いため、いつかは薄毛になる日が来るのではないのかと不安な気持ちは常々感じています。

それに加え昔に比べて髪のボリュームがなくなってきたように感じます。今から抜け毛予防に努めるべきではあると思いますが、なかなか実行に移せないでいます。育毛剤をただ使えばいいだけとは思えないし、生活習慣がかなり影響すると聞いたこともあるのでそこから直さなければなりません。

ストレス、食生活、睡眠時間など髪に悪いことは心当たりがかなりあります。しかし、サラリーマンである私は、今の生活習慣を髪の毛の為だけに容易に変えることはできません。すでに結婚し、子供も2人いる身です。自分の身なりを気にして仕事に集中できず日々の生活が脅かされるのであれば、家族は私が薄毛になることに大きく賛成すると思います。

2016-06-13_134410

かと言って、薄い頭の夫、父親がいいということではありません。なるべく薄毛の進行を抑え、最悪、薄くなってきてしまった時には、かっこよくハゲることを実現しなければなりません。かっこよくハゲルとはどんなことなのか。芸能人に例えるなら、竹中直人や所ジョージなどはまさにかっこいい薄毛の代表格といえます。そのような薄毛になれるのであれば髪が薄くなってもかまわないと思っています。いつか来るその時まで、かっこいいハゲ方を研究していこうと思います。